Larmousse『Larmousse』
Yo La TengoとBark Psychosisの幸せな結婚とでも言おうか。2000年作、名門City Slang発ポストロックの見逃せないアルバムの感想・レビュー。
FC2ブログ、note、本サイトにてこれまで書いてきた個別記事を抜粋・集約したページ。
オススメする他サイトの記事も載せています。
Yo La TengoとBark Psychosisの幸せな結婚とでも言おうか。2000年作、名門City Slang発ポストロックの見逃せないアルバムの感想・レビュー。
クラウトロックの代表作にして、永遠のオーパーツ。 Neu!全作感想・レビューシリーズ、その3作の軌跡の果てとは。
Neu!全作感想・レビューシリーズ2。おおむねファーストと同じ美学と作曲論で構成された、延長線としてのセカンド。ただ、悪名高いのはB面。
Neu!全作感想・レビューシリーズ3。Neu!の最終作にして到達点たる見逃せない傑作。クラウトロックの反復の先、その未来とは。
Princeの名・怪盤『Parade』。そこで受けた衝撃をJ-POP耳で語ります。
uri gagarnについてのファーストから最新作まで辿ったレビュー。uri gagarnに関連しうる音楽の多くを筆者のサイトが網羅しているが故の説得力が強く宿っており、この掴めそうで掴めないバンドの輪郭を、単なるテキストだけでない複合的な形で描ききっているように感じられます。
往年のフィルム・ノワール作についてレビューがまとめられているサイト。2020年こえた令和の時頃、黒沢清に導かれてここに辿り着いた自分にとって、案内板のようなものでした。(サイト開設日は不明、自分が出会った年を入れてます)。 映画の感想を調べる時「作品名」で検索するわけですが、そうするとたくさんのサイトが引っかかって面白いものを見つけるのが難しいんですよね。そういう意味でも、「サイト」としてひとつあり、その中で探していけるのは偉大だなと。このサイトもそんな風になれたら……とか。
『いまの時代における批評とは、「この世界はもう終わりだ」と言われたときに、それでもなお「終わりません」と信じて語ることです。』の力強さにシビれました。ここでいう「批評」は、各々が「日々取り組もうとしている」物事全てに置き換えられるなと(もちろん本題は「音楽について書くこと」ですが)。 シリーズ更新中です。
ダンスダンスレボリューションのパネルを自宅に設置しようとした猛者の、このうえなく突飛で、このうえなく実務的な、とあるDIYの記録。何かに取り組もうとするとはこういうこと。
一味違う視点から音楽レビューを試みるWater Walkの記事のひとつで、タイトルそのままの検証記事。驚くべきことに、その企画コンセプトからは想像できない真っ当な感動が浮かびあがります。
Wilcoのギタリストとしても有名なNels Clineについて、フリージャズ~インプロ方面から掘るものとなっています。この人のキャリアの底知れなさがよく分かる、圧倒的情報量の記事です。
自分の中に名著としてある『暇と退屈の倫理学』、その先を示すような対談シリーズ。「中動態」に隣接する世界観として「ヒンディー語の与格構文」や親鸞が出てくる豊かさこそ面白い。
家柄を重視した欧州の施策に対して、実力を重視した近代的な理想例として挙げられる中国の「科挙制度」。それが実は「科挙制度は単なる人材登用メカニズムではなく、政治的再生産の道具だった」とする記事です。
現代のプラットフォームが不可避の「メタクソ化」について。硬めの翻訳文体に「プラットフォームはこのように滅びていく」とかぶっ放される読み味、事実と分析を並べるだけで批判たりうる無機質のキレ、そうした読み味も良いです。
2026年に書籍化もされた座組での映画鼎談2。映画、もとい世界の見方が精緻すぎる。感性も言語化もすごすぎる。シンプルに天才たちの会話記録です。この世界の広さと深さを知りたい方に。
南アフリカで興ったAmapianoについて、それを日本で鳴らそうとしたaudiot909氏が語る、非常に実践的な記事。なにより読んでて「いま、ここ」、その熱さが記録されている感触が素晴らしい。何年籠に振り返った時の歴史的価値も大きいでしょう。
2026年に書籍化もされた座組での映画鼎談1。映画、もとい世界の見方が精緻すぎる。感性も言語化もすごすぎる。シンプルに天才たちの会話記録です。この世界の広さと深さを知りたい方に。
3D映画って覚えてますか?一時期なんかちょっと流行った気がするアレです。アレに突然魅入られてしまったひとの話です。まず「現在どうやったら視聴できるのか」、次に「3D Blu-rayがもう販売されていない」にぶちあたり、何とか購入できた『STAND BY ME ドラえもん』『アナと雪の女王2』のあとにジャン=リュック・ゴダール『さらば、愛の言葉よ』が出てくる、この並び。DIY(取り組み)の記録としても、文章としても面白すぎる。
「メタル」が今の音楽に与えた影響を書き並べたガイド記事。今でこそメタルの確かな影響は認められてきている感じがありますが、2005~2015年に音楽リスナー(特にJ-POPやインディロック)だった自分にとっても「メタル」は何となく違う世界の音楽のイメージ、偏見がありました。そこを見事に解きほぐし、風を吹き込んでくれる記事です。
特に大袈裟になることもなく自然な筆致のまま作品の感触や美を描ききっているように感じる、素晴らしい音楽レビューです。
素晴らしい視点。「グランジ」という言葉が仮想敵にしがちな「メタル」について、実はメタル側からは共感があったという視点を提供する記事。「そこに確かに在ったはずなのに、見過ごされてしまったもの」を取りあげる、自分が一番好きなタイプの文章です。
Slintに衝撃を受けたリスナーは多い方と思いますが、そこからどう広げていくかを刻んだ記事はあまりなかったと思います。これはシリーズものとなっており、この記事からさらに幾多の枝葉にアクセスできるようになっています。何より、読んでいてまず「そこに残されているもの」の深さと広さが沁みこんでくる、そんな読み味が素晴らしいです。定期的に読みたくなります。
筆者がRodan〜June of 44〜Shipping Newsと辿っていったリスナーとしての軌跡を綴ったもの。まずこの領域に関してこの規模で作品が並べ語られているものを見たことがなく、テキストを読むとどれも気になってくるという。
音楽について書かれた文章はいくつもありますが、よろすずさんの筆致は事実としての情報量の豊かさはもとより、「どういう風に聴こえたか」が鮮明に記されており特に好きです。しかもドラマチックな形容に飛躍することなく、あくまで「スピーカーと自身の耳」の間の距離感で豊かさを感じさせるその手腕。特にこのSolange評が、世間の評価に頷けなかった自分も「成程」と頷きました。
尊敬する「ブンゲイブ・ケイオンガクブ」からの記事シリーズ。とにかく文章量がすごい。Wilcoの名盤『Yankee Hotel Foxtrot』を取りあげている訳ですが、1曲ごとに記事があり(驚愕)、「自分が聴いて感じたこと」そのほぼ全てを投射したんじゃないかってボリュームに慄きます。ちなみに自分は本作にて「Radio Cure」を掴み切れずにいたので、この記事の「いわゆるカントリー的な、Neil Youngとか的な「土臭さ」とは全然別種の「空白」なんだと思う」に膝を打ったりしていました。
2026年の今では「AIは人間に勝てるのか」なんて即答で「当たり前だろ」と言う感じですが、2010年前半の、「将棋」と言う領域においてそこがまだ確定していなかった頃の動きの全てが、学生だった自分の思考形成に刺さりました。その大きな動きのひとつが、ニコニコが主催していた「電王戦」で、その一試合の記録ですね。将棋を知らない人にも伝わるはず、「DIY」タグは、「ある人間の取り組みの記録」そのものだと思うからです。
自分の出身校(?)のひとつです。漠然と「オルタナ」に興味を持った時、その曖昧過ぎる輪郭に「線」を引いてくれたのがこのサイトでした。バンド紹介だけでなく、「シーン」や「概念」レベルの紹介もあり、何よりも「そうしたすべては歴史の線が繋がっている」という音楽地図を頭に広げさせてくれたのが思い出深い。・・・ちなみに自分がさりげなく大好きだったのが、一般的なガイド文のあとに、ちゃんと作品ごとに独自レビューが入っていたことです(今はカード化され別記事にリンクしますが昔はページにドンでした(古参アピール))。ともかく、基本的なガイド+概念くらいしか語らないサイトが山ほどあったので、ちゃんと「俺はこの作品はこう思う」と書いてあることが嬉しかった。一言で言うと、「書き手の人がちゃんと見える」。と、この体験・体感が自分がブログを書く時のひとつ指針にもなっています。※記事公開日は自分が出会っただろう年を仮置きしてます
自分の出身校(?)のひとつです。10年くらい毎日更新チェックしていました(掲示板に投稿したことも多数あり)。当時オリコンのデイリーチャートを毎日チェックしていた自分、スピッツ・Mr.Childrenなどが好きで全作レビューを探していた自分、BOOK-OFFで格安のJ-POPアルバムを漁っていた自分、その全てを受け止める圧倒的な情報、もとい更新記事量でした。年月の重み。何を隠そうこのサイト(そして最初のFC2ブログ「一人音楽座談会」)自体がこの方のものを超参考にしています。このサイトを毎日更新確認する時期がなかったらそもそも15年前に「自分もブログを書いてみよう」なんて思ってない。今回のこのサイトは「こんな風になりたかったんだ」と改めて自分なりに作ったものです。※記事公開日は自分が出会っただろう年を仮置きしてます